今年の最初はミステリー責めです。永遠の島、の次はまたもや貴志祐介。悪の経典で疲れたのに懲りず読む。
感想
推理して行く中で浮上した犯人は、あまり意外なものではない。
あやしいなと思う行動は然程ないけどストーリー上、あまりフューチャーされないところが気になって気づくね。
第二章の真犯人の生い立ち、部分は
グサグサくる、セリフが幾つもある。
犯人の境遇と、過去の友人が住む世界には、目には見えない硝子が貼られているのだっていう内容。
読んでいて苦しい。
私達はいつたって、いくつもの硝子に挟まれて生きているのだ。
そして、乗り越えることは許されないのだね。
続編、気になります
個人満足度
★★★★☆
面白かった!楽しめた。